2日目
岩村:では、佐藤さん!強いデッキの作り方を教えてください
佐藤:ん、言葉遣いは直ったようだが…その他力本願さはいかんな
岩村:(うるせーおやじだな…)…どうすれば良いのでしょうか?
佐藤:まずは…ルールを覚えろ…そうだな、ルールブックを30回くらい読んどけ
岩村:え?そんなに?
佐藤:その後は…全カードを覚えるつもりで…カードリストを見て…
川上:でも、佐藤さん…カードを覚えても持っていなければ意味が無いと思うのですが…
佐藤:相手が使ってくる場合もあるだろ…そのためだ
岩村:でも、効果が分からなくてもその時、確認すれば問題ないんじゃ…
佐藤:だから、貴様はアホなんだ…良いか?すぐその場でそのカードがどうのように使われるか分かるか?
川上:つまり、カードの対処法を覚えるといった意味もあるわけですね
佐藤:そういう面もある…有名なデッキとかも覚えておいた方が良い
岩村:授業に出る前には予習をしろって事か…
川上:復習もね
佐藤:世の中では結構な数の人がGWをやっている…つまり1日に何回もの戦いが繰り広げられるている
その中で各々のプレイヤーが経験した事や発見した事が自分の力になるという事だ
岩村:(どういう事だよ…話とびすぎ)?
佐藤:つまり…カードやデッキ、ルールもそうだが…ネットに繋げれる環境があるなら
GWのサイトに行って情報を入手するのも上達の方法というわけだ
川上:さっきも同じような事言ってましたね
佐藤:何度でも言っておきたい事だからな…ルールは守ろう!でないと社会の悪者になってしまうぞ
岩村:でも、実際はどんなサイトを回ってよいか分からないっす
川上:そうだね…先程の「調べる」というのもどうすれば良いか分かりません…
佐藤:ん、まずインターネットの世界には数え切れない程の数のサイトがある
川上:そのうちの半分以上が半年以上更新されていないという話もありますけどね
佐藤:…君は詳しいんだか、詳しくないんだか分からんな…
岩村:それで?
佐藤:そんな天文学的数字のサイトの中から自分の見たいサイトを見つけるためにあるのが所謂「検索サイト」
川上:ヤフー(Yahoo)とかグー(Goo)ですね
佐藤:知ってるじゃん…君
岩村:俺は良く分からないんですけど
佐藤:つまり、これらのサイトにキーワードを入れたりカテゴリの中から目的のものを選んでいくと
目的のサイトに辿り着ける事が可能になる!…かもしれな
岩村:かもしれない?
川上:ひっかかっても自分の欲しいものとはちょっと違うかもしれないって事
佐藤:他にも検索の仕方というのもある…例えばガンダムウォーを表すにも
「GW」「ガンダムウォー」「GUNDAMWAR」と色々あるだろ?
岩村:確かに…
川上:でも、最近は各検索サイトも独自の技術などを駆使してなるべく良いものを提供しようとしてるからね
佐藤:Googleが良い例だな…とにかく1度はやってみてくれ
岩村:そうですね…で、GWで良いサイトはどこですか?
佐藤:一言に何処が良いと言われても断言はできないし…立場というものがあるからな…
川上:指標としてはアクセス数とリンクされている数とかかな…後は自分の判断だね
佐藤:そうそう、サイトを探す際は「リンク」というのも1つの手段だ
岩村:リンクってなんすか?
佐藤:サイトとサイトを繋ぐ…といっても同サイト内の違うページも厳密にはリンクなんだけど…とにかく違うサイトへの入り口だ
川上:場合によってはサイトの説明もあるから目的のものに近づきやすいかもしれないね
佐藤:ただ、当然必要以上に褒めている場合もあるし、微妙な表現も使っている場合があるから最後は自分で見極めて欲しい
岩村:結局、最後は自己責任って事か…
佐藤:そういう事だ…自分を守るのは自分だからな…ルールもそうだ
岩村:?
佐藤:対戦中に自分に有利なルールを押し付けてくる人もいるし、エラッタを無視する人もいる
岩村:そうなんすか?
川上:普通に知らなかったり勘違いだったりする事の方が多いと思うけどね
佐藤:何か問題になった時にはジャッジに判定をしてもらう事…ギャラリーじゃなくてな
川上:観戦している人はなるべく静かにするべきだね…特にプレイに関することはゲームが終わってから
佐藤:観戦が禁止になっているケースなんかもあるのでその辺の運用上のルールはきちんと従うことだ
岩村:う〜ん、GWも難しいっすね
川上:まだ、全然本題に入っていないけどね
佐藤:さて…今日はここまでだな…次回はカードの入手の仕方だ
岩村:今日の夕飯は何すか?
佐藤:今晩はチキンカレーだ!
岩村:やったー!
佐藤:更にカツもつけてやるぞ
岩村:カツカレー?ひゃっほうー!
川上:何でそんなにテンション高いんだよ…