佐藤:さて、今回はネットコミュニケーションだ
川上:以前も似たようなのやりませんでした?
佐藤:うむ、今回はデッキ診断に重きを置いて説明したいと思う
岩村:デッキ診断ってなんすか?
佐藤:デッキ診断というのは自分のデッキをネット上に載せる事で他の人からアドバイスを頂くことだ
岩村:って事は、それをやってれば最強のデッキに近づけるって事?
佐藤:そこが盲点なんだな
岩村:?
佐藤:当然だが常に勝率100%のデッキというものは存在しない…つまりどのプレイヤーも絶対勝てるわけではないんだ
川上:つまり、アドバイスする側も神ではないという事ですか?
佐藤:その通り。ある程度のレベルまで行くとデッキ診断はアドバイスを頂くというより議論の場に近づくであろう
岩村:…どういう事?
佐藤:自分である程度のレベルまで上げたデッキというのは自分の中ではほぼ100%に近いわけだ
岩村:そうですね
佐藤:さらに自分のデッキなんだから誰よりもそのデッキを理解してるはず…それを他の人が意見するというのは難しいだろう
川上:そうですか?客観的視点からの意見は重要だと思いますが…
佐藤:そう、そこだ!例えばたまたま自分の周りにはなかったデッキにもの凄く弱い場合もある、そういうアドバイスを頂く事もあるだろう
川上:他にも自分では100%に近いはずなんだけど何かに対しての対処法をどう組むかというのも1人だと難しいですね
佐藤:そう、デッキ診断というのは実際は相談というのが望まれる形ではある
岩村:でも、正直俺はそこまでレベル高くないっすよ
佐藤:頑張れ!
岩村:そんな〜!
佐藤:突き放すようだが、ある程度まで自分で頑張って欲しいというのが本音だが…まぁ、途中で壁にぶつかる事もあるだろうからなそういう時は相談してみてくれ
川上:何かやっちゃいけないような事ありますか?
佐藤:まずは当然だが、一般常識とそのサイトのルールを守ること
岩村:他には?
佐藤:正直、少ない資産であるだけのカードを組み込んだデッキの掲載は避けた方が良い
川上:どうしてですか?
佐藤:正直、どこをどう診断して良いか分からない…正直、勝つためなら…ボツなわけだからな…
岩村:でも、金がないのはしょうがないっすよ
佐藤:そう…TCGなんだから金がないと勝てない…これは断言できるが…別に金はなくても楽しむことはできる
川上:確かに少ない資源の中でデッキを組むのも面白いですもんね
佐藤:そういうこと…デッキ診断に載せるのは基本的には勝つデッキであるというのが前提だ
川上:所謂ネタデッキやファンデッキの類は避けた方が良いですか?
佐藤:所によってはNGの所もあるが…別に勝ちソースがあったりして「診断できる」デッキなら問題はないと思うぞ
岩村:他にやらない方が良いことは?
佐藤:まさしくそれだ…「すぐ聞く」はやめた方が良い
岩村:?
佐藤:たまにいるんだが…「他にないですか?」とすぐ聞く人…あったら普通は書いてると思うぞ
岩村:それは別の人に当てているのかしれませんよ?
佐藤:たとえそうであっても上のような書き方だと診断する気を失くす人もいるだろう…せめて、それに対しての意見ぐらい書こうよ
岩村:そうっすね
佐藤:あとは「辛口批評お願いします」というのも微妙だな…正直、元から辛口の人は辛口だし…
岩村:やめたほうが良いんですか?
佐藤:書いてプラスになるようには思えないが…別に構わんか…他には自分で記事を挙げるときは良く考えてみてくれ
川上:良く考えるとは?
佐藤:診断されなかった理由は3つ考えられる
1:これといって悪い所が見つからない
2:普通に見落とされてしまった
3:正直、悪いところだらけで困る
岩村:3つって言われてもどう判断すれば…
佐藤:1に関しては…自分が何に困っているのか書けばOKだ…実際、最初出す時に見てもらいたい点は書いておこう
次に2にかんしてだが…これはある意味しょうがない…名前を工夫しても…変わるかな?
川上:悪いところだらけってどういう事ですか?
佐藤:書き方から始まってデッキの中身、態度…その他もろもろ…これは多分、上げても診断されないだろう
岩村:難しいんですね
佐藤:インターネットの向こうにも人間はいるって事だ…一般社会でダメな事はネットでも普通はだめだからな…
川上:なるほど
佐藤:さて…今日はこれぐらいにして…講義はこれで終了だ…明日からは実践だ
川上:実際にゲームをするって事ですか?
佐藤:とりあえず
6:00起床
8:00〜12:00 一人プレイ
13:00〜19:00 対戦
21:00〜22:00 一人プレイ
岩村:はぁ?
川上:僕ら…学校もあるんですけど…
佐藤:…まぁ、その辺の事は追々相談しような…じゃあ、夕飯にするか
相原:今日は夏野菜カレー
岩村:野菜もカレーと一緒ならいくらでも食えるぞ!
佐藤:カレー万歳!!
岩村:万歳!
川上:こいつら…