ランニング本 紹介 その1 マラソン1年生

例によって持て余し気味の時間を使って、本でも紹介しようと思います。

最近は電子書籍が多いですが、割と本を読むほうだと思います。
ランニング関係の本も結構、読んでいて一時期は「ランニング」「マラソン」とかで検索をして引っかかった本はとりあえず読むみたいなこともしていました。

電子書籍のライブラリの一部

というわけで面白かった本やおススメの本なんかを紹介していこうと思います。
1回目はたかぎなおこさんの「マラソン1年生」 他同シリーズです。

たかぎなおこさんのマラソン〇年生シリーズ

たかぎなおこさんは三重県出身の女性イラストレーターでイラストを描いたり、エッセイ漫画を色々と書かれています。
私はマラソン1年生を読んだ後、たかぎなおこさんの本が好きになりマラソン関係以外の本も(ほぼ全て)読んでいます!

マラソン1年生

上述のイラストレーターのたかぎなおこさんが、運動不足解消のためランニングを初め、ホノルルマラソンの完走を目指す…というのが始まりです。
フルマラソンに向けた練習や各地の大会に参加する様子などがマンガエッセイとして170ページくらいに纏まっています。

初心者の方がランニングを初めて、初めてのフルマラソン完走を目指すという良くある話ではありますが、それまでの過程や周りの方とのやりとりがコミックエッセイ(=漫画)で楽しくまとまっています。
一方で、ガンガンにタイムを目指すとかどういった練習をしたら良いのかという本ではないので、シリアスランナーに参考になるかと言えば、なりませんが他の人の練習記や大会結果なんかを読む感覚で読めるのがこのシリーズの特徴だと思います。
特に、漫画形式なのでスラスラ読めるというのもポイントが高いと思います。

マラソン2年生

マラソン1年生がたかぎさんのマラソン1年目なので、フルマラソン完走後の2年目の話として書かれた本になります。
基本的な内容は変わらず、各地のレースやその前後の様子なんかがメインになっています。
また、1年生同様、タイムを狙おうとか距離を伸ばしてウルトラに出ようとかそういうことはないので、全体的に緩い感じではありますがそこがまた良いと思います。(とはいえ、ちゃんと走ってらっしゃるのでタイムは当然伸びてますが)

まんぷくローカルマラソン旅

2年生の次になるのがこちらのローカルマラソン旅です。
タイトルが3年生ではないですが、実質3年生ですね。
たんのカレーライスマラソンとか八幡川リバーマラソンとかローカルで特殊な大会の話が多いと言えば多いですが、1年生ではホノルル走ったり、2年生でもヨロンマラソンに出たりしているので、この本だけ特別ローカル感強いかといえばそうでもないと思います。

海外マラソンRunRun旅

たかぎさんのマラソン本シリーズの最後の本になります。
タイトルの通り、大会は全て海外での大会となります。
雰囲気についてはこれまでのシリーズと同様です。
メドックマラソンや台北マラソン等が出てきますが個人的にはこれ読んで、「よし海外マラソン走ろう!」とは思わないですかね…メドックマラソンは機会があれば出てはみたいですが…(ヨーロッパ遠いからなぁ~)
これよりも1年生のホノルルマラソンの方が海外走ってみようって気にはなるのではないかと思います。

全体を通した感想

雰囲気としては記録を狙おうというより、走るのが楽しいという感じなのでタイムを目的としている人なんかにとっては合わないかもしれませんが、純粋にランニングを楽しもうという気持ちの人なら楽しく読めると思います。
また、積極的にタイムを狙ってはいませんが、最終的にフルマラソンで4時間前半のタイムで走れるようになっているのであまり書かれていませんがしっかりと練習はされていると思います。

違う方の本で、同じく未経験の漫画家の方がフルマラソンを走るという本も読んだのですが、編集の方に無理やり練習させられている感やコーチの方がちょっとガチな感じで書いてる本人もあんまり前向きでなないってのもあり読んでいて何だかなぁと思ったことがあります。一方で、たかぎさんの本は楽しく走ろうって感じが出ているので、私とは性別やタイム等々異なりますが、読んでいて共感できる部分も多く何回も読んでいます。(そんなに繰り返し読む本でもないとは思いますが…)

電子書籍でも出ているのでお手軽に購入もできますよ!
(そして、エッセイ漫画なのでわりと図書館に置いてあるケースも多いです。)

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