「まずは、反省からだな」
武士は何やらグラフが書いてあったり難しい数式が書いてあるレポートを取り出した
「それは何だ?」
「これか?これは<色別に見られるデッキ傾向>とゆうレポートだ」
「何処で手に入れた?」
「それは、秘密だ…まぁ人脈ってやつだ」
「とりあえずお前の1戦目の相手だが…どうだった?」
「序盤から大ダメージを与えられたからな…」
「つまり、防御を強くすれば勝てるという事だ」
「…そんだけか?」
「後は自分で考えろ…ただ、対策ばっかりのデッキは弱くなるからな」
対策?そうか、昨日の人のイフリート改は回復にたいしての対策なんだ
序盤から与えたダメージが後半に回復したら勝つのは難しくなるからな
「次の2戦目はどうよ?」
「核の衝撃でユニットを破壊されてその後は相手ペースさ」
「色々無効化されただろ?」
「あぁ、もうやってられないくらい」
「それが赤の特徴だ…まぁ、これも破壊を防ぐとか色々対策はある」
「…自分で考えろと?」
「まずはな…分からなかったら調べたり俺に聞いたりしろ」
成る程ね最初は自分で考えなくてはダメという事か
「3戦目は青のウィニーだった」
「青は低国力の優秀ユニットやキャラクターが多いからな」
「そうだな…防御が高いんだよな」
「そこがポイントだ他のウィニーと比べ厄介な所だ…その辺も考えろ」
「4戦目は青白だったよ」
「青白って事はアナハイムとか使って白のガンダムだろ?」
「う〜、まぁそんなとこかな?白のガンダムが強いんだよ」
「でも、ユニットを排除すればそれで終わるし指定国力が高いのもネックだ」
「5戦目は混戦で攻撃ふさがれてフルバーニアンに攻撃された」
「フルバーニアンは高機動だがテキスト使えば防御は1だし混戦壊せば意外と脆い」
キーカードを潰すのは確かに相手にとっては大ダメージだな
「そこで、このレポートを見ろ」
レポートには色事の特徴や良く使われるカードが詳細に示されていた
「こういう情報を見れば少しは経験を積むのと同じになるだろ?」
「確かに色んなデッキとどういう構造かを見ればたしかに<経験>になる」
「それと大会なんかのレポートもどういう風に周りどういう風に負けたかも分かる」
「そうか」
「あと、自分でレポートを作るのも良い反省になるし色んなデッキを使うのも良い」
そうか、自分のデッキの長所、短所などが分かるという事は
色んなデッキを使えば色んなデッキの長所、短所が分かるという事か!
「とりあえず、反省会は終り!後は家に帰ってじっくり考えてくれ」
「サンキュー、武士!さすがは3位だ」
そして、武士は出て行った…最後に1言残して
「ちなみに俺の最高成績は公式大会準優勝だ」
あいつ、何処でそんな技術を覚えたんだ?