「なぁ、武士…お前何処で技術を得たんだ?」

こいつは学校内では俺以外GW仲間は居ないはず

「あぁ、店で知り合った人とかインターネットとか本だ」

店か…たしかに人はいるな

「ネットだと色んな人の考えがあるからな参考になるんだよ」

「へぇ…」

「そうだ、お前GWの楽しみ方が1つだけだと思ってないか?」

「1つって<構築><プレイ><収集>の3つぐらいは知ってるぞ」

「そうじゃなくてその<プレイ>の仕方だよ」

「例えば?」

「例えばブースタードラフト!これは数人でブースターのカードを取っていって
 デッキを構築する遊び方だ。デッキ構築力と運がキーだな
 他にもタッグ戦、3人対戦、ローカルルールを加えるなどなどあるな
 詳しく知りたかったらネットで探してみな、結構あるから」

「そうか…今は俺たち2人だから普通に対戦できるけど奇数だったら無理だもんな」

「後、<構築>に関してだけど1人プレイの仕方はたくさんある」

「あれだろ?1つだけ回すのとダメージをくらったり2個用意してやったり」

「そんな感じだ、目標を付けると目指すものが見えてきた良いぞ」

「じゃあ<収集>は何かないのか?」

「<収集>だと全種類集めるってのが基本になると思うのだが人によって
 特定のカードをたくさん集める人がいる
 俺の知ってる人では9ポケット全部キュべレイとか100枚近く同じカード集めてる人もいる」

「100枚!?凄ぇなそれ」

「それに<構築>だけどファンデッキといって特定のカードでデッキを組む人もいる」

「知ってるぞそれ、0083デッキとか女性キャラオンリーデッキとかだろ?」

「そう、そんなやつだそれができるのも<ガンダム>だからだな」

「そうだな…」

「どうだ?色々な楽しみ方があるだろ?」

「あぁ…けど、俺は普通の戦いも甘いからなまずはそれからだな」

「そうだ!向上心が大事だ」

「店で色んな人と対戦してみるよ…後ネットも」

「ネットだとデッキ診断とかあるから考えに詰まった時、頼んでみると良いよ」

考えに詰まってから…まずは自分で考えると…武士しつこいな

「よし…対戦するか?」

「そうだな!」

そして武士はいつも通りBGMを流した