天狗のこみちマラソンに参加した理由(特徴)
- ゴールがお寺で杉に囲まれた山の中の石段を駆け上るなど面白そうなコースだったから
- オフシーズンなので10kmと丁度良い距離ながらアップダウンが激しくトレーニングに良さそうだと思ったから(←詳細は後程…)
- 神奈川県民をうん十年してたが、大雄山線に乗った記憶がなかったので
説明は後程&次回のレース編で説明しますが、とりあえず高低差の図を貼っておきます
山中を駆け巡り由緒ある古刹がゴールの特徴的なレース
日本中、年中マラソン大会が開かれているとはいえ、だいたい3月くらいまでがシーズンと考えられているので6月はオフシーズンといえます。
とはいえ、次のシーズンに向けた練習の一環、また日々のモチベーションのためにも月1くらいでレースをいれています。
今回、天狗のこみちマラソンは初めての参加だったのですが、選んだ理由としては県内なので比較的近い事(とはいえ、思ったより時間かかりましたが)、10kmとやや距離は短い気もするも高低差が激しくトレーニングには良さそうなレース(想像以上の過酷さでしたが…)なことと、Runnetでの評判が良かったことなどを考慮して参加を決めました。
また、個人的にポイントが高かったのは神奈川県民をうん十年していますが、会場までのアクセスとなる大雄山線に乗った記憶がないので今回乗ってみたかったというのも決め手となりました。
会場までのアクセス
スタート地点となる会場は神奈川県南足柄市にある最乗寺。
アクセスは伊豆箱根鉄道大雄山線、大雄山駅から会場へのシャトルバスがあります。
大雄山線って何だよって人も多いと思いますが、小田原駅から大雄山駅までを結んでいる鉄道です。
個人的には「シーサイドライン」「湘南モノレール」と並んで神奈川県民が知らない鉄道ベスト3だと思います。
小田原駅からのローカル線ではありますが、車両数も三両編成ですし、運転間隔もそんなに空かないのでアクセスとしては悪くないと思います。
私は早めに7時過ぎの電車に乗りましたが非常に空いていました。
一方で他の参加者のSNS見ると混んでいたという話もあったので、7時30分以降位の電車は混むかもしれません。また、途中高校生の部活と思われる方々の乗車もあったので、試合とかと被ってしまうと悲惨な事になるかもしれません。
↑写真は大会終了後の写真ではありますが、駅前は思ったよりも田舎ではありません。まぁ、小田原から10km位の場所ですし。駅前の道路案内で小田原9km、山北6kmとあった山北の方が近いのか…と考えるとやはり山ではあるなという感じですね。
到着時点では南足柄市のゆるキャラ「よいしょの金太郎」が参加者をお出迎え。
一緒に写真を撮ることはもちろん、その場でチェキを撮ってくれるサービスも
(南足柄は富士フイルムの創業の地でもあるので大会のスポンサーでもあります)
駅には木彫りの金太郎もありました。
説明するまでもなく「足柄山の金太郎~」なので。
ただ、このレースは足柄金太郎マラソンではなく天狗のこみちマラソンです。
関東で天狗と聞くと高尾山のイメージですが、大雄山にも天狗は現れるそうです。
会場を出ると地元の中学生を中心としたボランティアの方々が会場までのシャトルバスと駅横のトイレを案内して下さいます。乗ってきた電車で会場に向かうと思われる人を乗った所でバスは発車しました。案内で次は15分後くらいですと言っていましたが、おそらく電車の到着に合わせてだと思います。
ピーク時には何本も出ていたそうなのでこの辺のストレスもなさそうです。
駅を出た後は山道を登っていきます。車でも登っていくのがきつそうな道です。
途中からは実際に走るコースでもあるのですが、ここを上り下りするのかぁという感じです。
10分ほどで寺の入り口に(?)に着きそこから5分ほど石段などを上って会場の最乗寺に着きます。このお寺までの道もコースとなっています。
石段はコケが生えて滑りやすいので前日にボランティアの方がモップで取り除いて下さったそうです…頭が下がります。
受付で事前にきていたハガキを渡してゼッケンを受け取ります。
荷物預け、更衣室、控室はお寺の建物を一部開放して頂いているので、到着時にぱらぱらと少し雨が降っていましたが、濡れずに過ごせました。
男性更衣室は混んでいましたが、3回の控室はそこまで行く人があまりいなかったからか、結構空いていました。中のトイレも私は運が良かったのか1つしかありませんでしたが並ばず入って用を足しました。
境内にいくつかトイレもあるので人数もそんなに多くないのでこの辺も問題ないのではないかと思います。
10kmはウェーブ制で39歳以下の第一ウェーブのスタートは9時半スタートですが8:30から開会式があったので外に出て会場へ向かいます。
普段こういった催しはスルーする方ですが、この大会では開会式で住職による祈祷があったりするので参加しました。市長さんのお話なんかも熱がこもっていてこの大会への思いが伝わりましたし、ゲストランナーの五郎谷選手(東洋大出身、コモディイイダ所属。富士登山競争二連覇中)のトークが面白かったので参加して良かったです。本当は準備体操の天狗体操もしたかったのですが、その前に10kmの人はスタート前の整列に移動してくださいと言われて移動したため、体操があまり見えなかったので、列の方のトイレにいって小をしたあと、一人で勝手に準備体操をしました。
会場の端でスタートごとに集団に分かれた後はシャトルバスを降りた位置まで下ります。樹齢何年か分かりませんが、高い杉に囲まれ石段やら橋があり雰囲気のある古刹という感じがだいぶ出ています。間違っても走るコースではありません。この時点でランナーから「これ、最後登るのか…」のような声が聞こえます。
手作り感満載のスタートゲート前で待機となります。
(実際に地元の学生の手作りです)
写真ではわかりませんが、この時点で傾斜があります。
スタート2分前にはこの大会名物のほら貝が鳴り響き、テンションが上がります。
実際のレースについては次回の記事で