2019年 第3回天狗のこみちマラソン レース編

今回のレースプラン

天狗のこみちマラソンの10kmですが簡単に言うと200m下って100m登った後に100m下って最後200mを石段なんかを駆けながら登っていくコースです

天狗のこみちマラソン高低差

比喩でもなんでもなく平坦な部分はほとんどありません。走っていて数十メートルくらいしかフラットな道なかったんじゃないかと思いました。
そんなわけでレースプランを設定するのは非常に難しいです。
参考までに過去の参加者のブログなんかを見ても良く分かりません。
(走力も人によって変わりますし、上り下りの得意不得意もありますし)
とりあえず飛ばし過ぎない程度に下っていこうかなんて感じで走り始めました。

スタート位置は前3列目位からスタートしましたが、スタート位置がそもそも坂なのでとにかく勢いにのっていくしかありません。
一方で前日が雨だったので滑るのが怖いのであまりスピードを出し過ぎてもなとか思いつつも、下りでブレーキをかけるのはもったいないですし、筋肉も負担がかかります、そんなアンビバレントな想いをかかえながら下り続けます。

箱根の下りは度胸が大事とききますが、長さや傾斜、何よりレベルが全然違いますが少し理解できた気がしました。下りは好きな方ですがこれだけの下り、傾斜だと結構怖いです。

集団もわりとばらけ割と自分のスピードに落ち着いてきます。
最初の1kmは3:30位でした。結構な下りな事を考えるともう少し速い方が良い気もしましたが、既にはぁはぁ言いながら走っている人もいるのであまり飛ばし過ぎない方が良いかとポジティブに切り替えます。
コース上では所々、地元の方やボランティアの方が声援を送ってくれます。

とにかく勢いで下った後は最初の上り。ただ、ここは下りの勢いもありますし、まだ序盤で元気もあるのであまり苦労せず(といっても息はあがりまくりですが)走り切ります。
でも、後でラップを見ると下りはキロ4分切ってるのに登りに入ると5分半位かかっていました。

5kmの折り返しあたりで後ろの方から軽やかに走ってくランナーの気配を感じたので、ゲストの五郎谷選手だろうなと思ったらその通りで、下りはもとより上りを(見た感じ)楽に走り去っていきました。やはり早い

半分くらいまで来ると本格的にペースも何も良く分からなくなってくるので、とにかく足を前に出すことだけを考え走り続けラスト2kmの天狗のこみちと呼ばれるアスファルト&石畳&石段の道へ。

この場では5kmの部とコースが合流となり前方には力尽きて歩いているランナーが多数。そんな中を縫うように走っていきます。

天狗のこみち

普段は走る際何も持ちませんが、今回はどうせ最後の方はスピード落ちるだろうからと安い中国製のアクションカムを持って走ったので走りながら撮りました。
走りながらなので当然ブレブレです。↑は比較的マシなものを掲載しました。

最初の方の石段こそ走り抜けましたが途中からは何とか1段とばし&腕を振ってリズム良く登るみたいな感じでかろうじて歩いていない状態で登っていきました。
5kmの部の人は歩いていますが、10kmの部の人は私のようにかろうじて走っているか会談は割り切って歩いて間を走るなど各々のペースで進んでいました。
そんな感じで2,3人と抜きつ抜かれつしながらラストは寺へと続く最後の石段へと入っていきます

ブレまくって分からないと思いますが、こんな道を進んで石段を登っていきます。ゴール直前なので最後の力を出し切り階段を何とか開けあがっていきます。最後は動画に切り替えていたのですが、自分の息遣いや「よいしょ」みたいな声がうるさかったので、おそらく周りのかたはそれ以上にうるさく感じたかもしれません。

とにかく最後の力を振り絞ってゴールしたところ、30代の部で7位となりました。

天狗のこみちマラソン結果

分母が70人位ではありますが、全体でも480人中24位で思ったより良い順位だったなと感じました。

多分10kmの部は平地の10kmプラス9分位のイメージになると思います。10kmで40分切れる人なら歩かず走り切れるのではないかと思います。

天狗のこみちマラソンペース

ラスト2kmで失速してますが、ペース云々よりも道が本当にきついです。
でも、趣のあるコースと温かい応援があるので隠れた良大会だと思います。
トレーニングとしても所謂峠走的な感じで良いと思います。
個人的にフル走った以上の筋肉痛が翌日以降きました…
キツイコースが好きなどMの方にお勧めの大会です。

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