激坂最速王決定戦2020@箱根ターンパイク その2

2020年11月21日に行われた激坂最速王決定戦2020@箱根ターンパイクについてレース編です

激坂最速王決定戦2020@箱根ターンパイクのスタートゲート

スタートゲートです。御覧の通りスタート直後というかスタートから登りです。

密を避けるため、いくつかのウェーブに分かれていましたが、他の方の結果などを見る限り多分、ウェーブ毎にも速い人、遅い人を分けているようでした。そのため、スタート直後「みんな速すぎじゃないか…?」って言っていた人がいたのですが、前の方にいる人は多分それが適正ペースで、後ろの人達には当然そのペースは速すぎという感じでした。

私もてっきり、普通のレースのようにある程度のタイムごとに分けられているのかなと思っていましたが正直10km以上上りが続くというイメージが分らなかったのでとりあえず最初は抑えめに入っていきました。抑えめで入っても坂なのでキツイんですけどね。

ただ、身体はキツイんですが、久しぶりのレースの感じとかコース反対側の景色とか見てるとなんか楽しくなってきてだいぶテンションが上がっていました。電車&小田急好きとしては箱根登山鉄道の列車が遠くに見えるのもポイント高かったです。

抑えめいって大体キロ7分位かかっており正直抑え過ぎな気もしましたがどうなるか分からないのであんまりキツクならないようなペースを維持しました。後になって考えるともう少し頑張っても良い気がしましたが、タイムとか狙っていたわけではないのでとりあえず問題なかったかなと。

山の中を走るので上がってくるとあまり景色は見えなくなりますが谷があって橋がかかってる所なんかはビュースポットになっていたので写真を撮っている方がちらほらいました。私もとりあえずパシャリと撮りつつ歩を進めました。

箱根の山中からの相模湾
相模湾が一望できます

この日、天気も良く気温も20度近くあり暑くはあったのですがコース上は割と日陰も多かったので思ったよりは暑くないな…という感じでした。それでもだいぶ汗をかく感じではありましたが、高低差があるためか6km位になってくると何か気温が下がっている感じを受けました。普通に走っている分には問題ないですが軽装で前半飛ばして汗かきまくって終盤疲れて日陰を歩くことになると寒いかもしれません。

コース途中の景色
所々景色が見えます

ペース自体は最初のキロ7分位から少し早くなる感じになってきました。前半抑えていたのと、前述の通りウェーブ内でも走力の差があるようなので歩いていたりスピードが落ちている人を拾っていく感じでスピードが上がっていきました。一方で後ウェーブの上位層にも淡々と抜かれました。走ってる時は「なんでこの人たち後ウェーブなんだ?」と思っていましたが…

激坂の様子
ひらすら坂を上り続けます

8kmくらいを過ぎてくると上り坂に加えて所々下り坂が出てきました。正直、上り坂に飽きてきていたので歓迎なのですが、「ということは往復した後も登りが出てくるのか…」と思うと少し憂鬱になります。それでも、アップダウンが始まった後くらいで招待選手等が折り返してきたのでガチランナーは過ぎていくだけですが、ゲストランナーの人は声掛け等して下さったりしたのでこの辺りは折り返しまで割と楽しく走れた気がします。

激坂最速王決定戦のゴールゲート

スカイラウンジが折り返し地点となっています。大半の人は走って通り過ぎてましたが、前方にいた一人と私は登りの部のゴールゲートの写真を撮りました。するとMCの方が「写真撮るなんて余裕ですねー」なんて言っていました。実際、上りを抑えていたので体力・気力共に余裕は結構ありました。

スカイラウンジからの景色
山頂の絶景

山頂まで登ったらあとは下るだけ(実際は前述の通り少しアップダウンありますが)一気に下ってやろうと下りはあまり抑えず勢いのまま走りました。大体キロ3:40位という上りの倍の速さで下っていきましたが21km位でだいぶ足に来ていたので少し抑えめに切り替えました。上りはそこまで気になりませんでしたがカーブでは角度がついていてバンクになっているのでそこも少し走りにくかったです。折り返した後はピストンの部でまだ上っている方々や上りの部の招待選手何かともすれ違うので登りよりは視線的には飽きがありませんが自身のスピードも違うので当然、写真なんか撮影せずとにかく下る事だけを意識して走りました。

スピードを抑え始めていたので後半はちょっと抜かれる事も多かったですが残り2km位で大体ゴールまでの目途もついてきたので徐々にスピードを上げていきつつロマンスカーのMSEが走ってるなーとか景色も楽しみつつ下ってゴールしました。

ゴール後は生まれたての小鹿一歩寸前という感じでしたが震えそうな足を引きずって会場の小学校に戻り荷物を受け取って校庭の隅で着替えたり、補給したり体操したりしました。。下着も変えたかったのですが「その1」で書いたようにちょっと難しい気もしたので駅のトイレで履き替えて帰りはリッチにグリーン車を使って帰りました。

通常だとこの時期はマラソンシーズンなので普通のレースに出ることが多いですが、今回は逆にこういう状況だからこそこのような「おかしな」レースに出ることができて楽しかったです。理想を言えばシーズンを外してくれると「天狗のこみち」みたいにスケジュール的には出やすくなるんですけどね。でも、とても楽しい大会でした!

前回 激坂最速王決定戦2020@箱根ターンパイク その1

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