Beyond 世界一自己ベスト更新率の高いマラソン大会

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さて、先頭のグループから1分毎のウェーブスタートで我々Gグループもスタートしました。サブ3を目指すGグループは一番人数も多く(申し込み70人位とか言っていた気がします)ペーサーの数も一番多いそうです。
そのため、集団の規模も大きく最初の1km位は歩幅とか位置取りにちょっと難儀しましたがほどなく集団のリズムに乗れました。

コース自体は周回コースで景色も何もありません。基本フラットですが2か所ほどアップダウンがある感じです。正直単調なコースではありますがペーサーの方が登りですとかゆるく下ってますとか、上半身リラックスしましょうとか色々と声をかけて下さったり、所々いるスタッフの方も声掛けしてくれたりしてくれるので寂しさはそれほどありません。また、集団走なので基本何も考えず走れます。

というわけで何も考えず集団で走っていたわけですが、コース上2か所ある給水所では給水の関係でペースの上げ下げがありました。前半はこの上げ下げもとくに苦しくなく良い気分転換位になっていましたが25km位でちょっと空腹を感じるまでいかないものの身体の変化を感じたので最初の給水でジェルを取って、次の給水前にあけて食べたらかなり甘く少し気持ち悪くなりました。

今、振り返るとトイレが近い関係で朝からモルテン入りの水500ml摂ったくらいしか水分補給しておらず気温も15度で快晴だったこともあり脱水による影響だったと思うのですが息が上がるというより気持ち悪いが先行してきました。

調子が悪い時は30kmの壁と言うより25km位で壁を感じるのですが、以前の静岡マラソンではそこで開き直って抜かれた集団についてみたら回復して当時のベストを更新した経験もあったので苦しさを感じつつも集団で走りました。

27km位でわりと限界を感じましたが、ちょうど場内の音楽が自分がリクエストしたケツメイシのカーニバルになったのでこれも何かの縁と思って最後にもうひと踏ん張り!…もできず28km位で足もつりそうになり一気にペースダウンしました。

(事前アンケートで場内でDJに流し欲しい音楽の欄があり、コース上に点在しているスピーカーから音楽が流れていました。だいたい1.5時間位で曲が1周していた気がするので参加者から考えるとそんなにリクエストなかったのかもしれません。ちなみに曲は覚えている(かつ知っている)範囲では「ランナー」「We will rock you」「小さな恋の歌」「リンダリンダ」「負けないで」「陸王の曲」「LOVE2000」「life」あたりでした)

ペースダウンしても足がつりそうだったので、ちょっと歩きをいれたりしつつ落ち着いた所でジョグレベルのスピードで走り続けました。周回コースなので棄権しようかとも思いましたが、帰りのバスにも間に合うスピードではあったのでとりあえず走り続けました。

途中、快晴だったのが一瞬曇ってきてすこしぽつりと感じるものがあり、かつ風が強くて寒さを感じたのでコース上に置いていた自分の荷物から上着を出して着て走り続けました。ロードレースだと沿道に人もいますし、ペース落ちても歩いている人も少なからずいたりしますが、こういう大会なのでほとんど一人または数人に抜かれるという状況なので気分的にはかなり落ち込みました。

特にゴール前だと、目標タイムを突破した人は嬉しそうにゴールに向かっていくわけですが、自分はもう何のためにゴールに向かっているのかよく分からない状況…。これまで30回位フルマラソン走りましたが今までで一番凹んだゴールとなりました。

もらった完走証も上下逆でした。全然かまわないんですけどね

と、非常に落ち込んだわけですが帰りのSAで塩気が欲しくて味噌汁買おうと思ったらなくて仕方なしにコンソメスープ飲んだらやっと回復してきまして、気持ちもだいぶ回復しました。今回はダメでしたがダメという事は伸びしろがある(じゅんいちダビッドソン的に)と捉えて次ぐに向けて頑張ろうと思いました。幸い練習量・質ともにまだまだなので年度内もう少し本腰入れて頑張ります!

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