私と怪我と神戸マラソン~ときどき青島太平洋マラソン~

それなりに走られている方なら大なり小なり、怪我や痛みの経験はあるかと思います。
私もここ数年、走れないほどの怪我はありませんが、色々と経験しています。

個人的には走れない位の怪我の場合はおとなしく走るのを一旦控えるのが遠回りなようで一番の近道だと思いますので、私の過去の経験を書いてみます。

初めてのウルトラマラソンで足を故障

2014年にえちごくびき野マラソンで初めて100kmを走りました。初めてのウルトラマラソンで下り坂で無駄に足を使ったりしたこともあり、終わった後は歩くのも難儀し、ホテルから徒歩5分位のコンビニまで夕食を買いに行くことさえ悩むほどでした。

そのうち治ると思ったのですが、休み明けで出勤しても歩くのがだいぶ辛かったので整形外科で診てもらうことに。レントゲンを撮ってもらいましたが、特に異常はなく、2週間位安静にして下さいと湿布をもらって電気治療をしました。

さて、1週間くらいおとなしくしていたら痛みもひいてきたので走り始めたのですが、診てもらった方とは逆の足に痛みが出てきました。走り始めは大丈夫なのですが、何キロか走ると膝のあたりに痛みが出てきて走れなくなりました。

調子が良いと5km位は痛みなく走れましたが、痛いときは1km位で出てきたと記憶しています。一方でこの頃は調子に乗りまくって色々な大会に出まくっていたので、10月に100kmを走った後に11月に神戸マラソンに走る予定となっていました。(記録を見ると8月末に北海道マラソンも走っていたようだ元気だな)

痛いけど、大会もあるしということで痛みを感じつつ走りつつ、整体いったり、ネットでストレッチ調べてやってみたり、色々塗ったり飲んだりしていました。

本番の神戸マラソン

神戸マラソンはずっと出たいと思っていて第一回から申し込んでいても全部落ちていて、参加した第4回から今まで走ってない人枠ができてそこに申し込んだら当選したという経緯があり楽しく走りたかったのですが不安を覚えつつ参加という形になりました。

当時のベストタイムはその年の3月に古河はなももマラソンで出した3時間24分でした。とりあえずそれくらいのペースで走り始めた記憶があります。
大会でアドレナリンも出まくっているからか全然痛みは感じず折り返しの明石海峡大橋まできましたが、そのあたりが限界だったようで痛みが出てきました。そこからペースを下げて少し走りましたが、それもきつくなり1km走って1km歩くを続けて何とか3時間58分で4時間を切ってゴールできました。

次の青島太平洋マラソン

前述の通り大会に申し込みまくっていたので神戸マラソンの3週間後に宮崎県の青島太平洋マラソンに申し込みをしていました。神戸マラソンまでは痛みを抱えながら走っていましたが、ここはもう完全に休むしかないと思い大会まで全く走らない事に決めました。

とはいえ、走らないと走りたくなるし体力の低下も気になる所。
怪我をしたランナーが無理をしてしまうのもこれが理由だと思います。
私は体力維持のため、「縄跳び」「ウォーキング」「水泳」を行いました。

当時は休日2日、平日1日の週三日走っていたので、平日は縄跳び。休日はウォーキングと縄跳び、水泳を行いました。
ウォーキングはキロ10分以下を目指した早歩きで7kmほどほぼノンストップ。縄跳びは近所の公園とウォーキング時には途中の公園でだいたい100回くらいだったかな…?水泳は区のプールにいって1km位泳いでいました。

青島太平洋マラソンの結果

3週間の禁走期間を経ての青島太平洋マラソン。3週間全く走らずフルマラソンに挑むというのは中々無茶ではありましたし、痛みが出ないという保証もありませんでした。とりあえず記録は置いといて無事に走れることを願いペースはあんまり苦しくならないくらいのペースで走りました。

結果としては痛みが出ることはなく3時間32分と結構、良いタイムで走れました。レベルにもよると思いますが多分1か月とか走らなくても他で運動していればそんなに体力は落ちないとこの経験を通して感じました。

もちろん、上のレベルになればなるほど間があくと影響は大きいでしょうし、年齢等によっても変わってくると思います。それでも、他で運動していれば楽しい市民ランナーレベルなら十分リカバリーできると思います。

むしろ、半端な状態でいつまでも痛み抱えながら半端な練習している方がマイナスだと思います。少なくともそこからプラスになることはないでしょうし、完治も遠ざかると思うので。

怪我は走りながら治すという言葉があって、痛みを抱えながら走るのが良しとする考えもあるようですが、その痛みが走りながら治るもの、または治りそうなものであればそれでも良いですが、治る気がしなかったり、分からない場合は一旦は大人しくしているのが一番だと私は思います。

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