第12回　湘南国際マラソン2017　レース本編

湘南国際マラソンのコースは大磯プリンスをスタートして江の島水族館の先当たりで
折り返して最後にちょっとゴール地点を過ぎて折り返してゴールに向かうコースです。

箱根駅伝と一部同じコースを走るのでテレビの映像と同じ景色が見れたり
天気が良い場合は折り返して戻ってくる際には富士山が見えます。
また、基本的にコースはストレートで高低差もそれほどありません。

一方で一番人が多いのが江の島あたりなので折り返した後は段々と
寂しくなってきてちょっと精神的に少し苦しくなり、更にゴールを一度
過ぎて折り返すという追い打ち、最後に上り坂という仕様になっています。

また、高低差はそれほどないですが、橋が度々あるので細かいアップダウンはあります。

今回私はだいたい4:20位のペースで走ろうと思い、そのペースで走りました。
ただ、5km位でこのペースだと後半もたんかもなーという気が少ししてきました。

暑さに弱いので思ったより気温が高いのと、週末まで体調は悪くなかったものの
咳が止まらないという感じだったので体調面では不安があったのですが、足に
早い段階でハリを感じてきました。

もしかしたら前週に10kmの目黒シティランを全力で走った影響かもしれません。

とにかく、当初の予定通りのペースで走りました。

前回の記事の通り、ベイスターズのユニを着ていたので沿道から
ベイスターズ頑張れーとか声を頂けました。

同じくユニを着ている沿道の方から「＼横浜優勝／」と声をかけられたので
とりあえず両手を上げて「横浜優勝」とか返しながら走ります。
やっぱり個別に声をかけられると嬉しい。

また、砂田選手のユニで後ろに名前が入っていたので走り去った後に
「砂田君がんばれー」とか声もかけてもらえて２倍嬉しい感じでした。

更に途中で同じくベイのユニを着たランナーの方に声をかけられ
少し話したりもして、とりあえず気分的には楽しい感じで走れてました。

日差しが出ていたのでコースの真ん中寄りを走る方が多かったですが、
なるべく沿道の応援で気を紛らわせたかったのでなるべく私は歩道寄りを走りました。

最初の折り返しまでは大体想定通りのペースでいけ、最初こそはちょっとまずいかも
と感じていましたが、大丈夫かもしれないとそんな感じで走り続けました。

25km位でさきほど声をかけて頂いたベイファンの方を抜いたので抜く際に
声をかける余裕もまだこの段階ではありました。

しかし、30kmくらいで一気にばててきました。ガクッとペースも落ちだします。
残り数kmなら何とかなりますが10km以上残してこれだともうどうにもなりません。
「気持ち悪いしどこかで歩こう…」そんなことばかり考えてしまいます。

とりあえず少し尿意があったので、途中のトイレによります。
ペースはかなり落ちましたがとりあえず走り続けます。

気持ち的にはまだ走れれば3:20は切れるかなぁとか3:30はいけるかとか
そもそも歩いたら帰るのが遅くなるとかやや後ろ向きな目標で何とか歩かず走り続けます。

途中で後ろから「頑張れ砂田」とベイのユニを着た方に声をかけられます。
いっぱいいっぱいだったので、声にならない声で返事をします。

そして、最後の折り返しの手前で途中で会話をして、その後抜いた方が反対側にいて
声をかけて下さいました。多分トイレ行ってる間に抜かれたのでしょう。
このころにはkm6分を大きく超えるくらいのスピードでした。

それでも歩かず走り続け、とりあえず3:30は超えないなーと思って最後の坂を上ります。

正直、タイムはもうどうでも良かったのであまりスピードもなく登っていると
頑張れーと大きな声援が沿道から来ます。タイミング的にランナーが周りにいなかったので
多分私に送られている声援でしたが、応える気力がありまえんでした…が

「砂田頑張れー」と名指しで応援されたので、何かこたえざるおえなかったので
腕を振って何人かランナーを抜いてゴールしました。

声かけられた瞬間は苦笑いでしたが、走り終わった後には声をかけて頂けたおかげで
100m位でしたが最後に力を振り絞れてよかったと思いました。

とはいえ、タイム的には全然ダメで個人的には非常に悔いの残る大会となりました。

最後ほんの少しだけペースが上がっている